C++嫌い!その理由と向き合い方
「C++って難しすぎる!」「エラーばっかりで何がなんだか…」
プログラミングの中でも“手強い言語”として知られるC++(シープラスプラス)。
高機能でパワフルだけど、正直なところ「嫌い!」「苦手!」と感じる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、C++が苦手とされる理由と、それでもうまく付き合っていくためのヒントをお届けします。
文法が複雑すぎる!
C++はC言語の拡張版という位置づけですが、機能が多すぎて「覚えることが尽きない」のが特徴。
クラス、テンプレート、演算子のオーバーロード、STL(標準テンプレートライブラリ)などなど…。
一つ覚えても次が出てくるので、「いつ終わるの?この学習地獄…」と感じてしまいます。
エラーが冷たくて難解
とにかくC++のコンパイルエラーは“怖い”です。
何行にもわたるテンプレートエラーや、「型が合いません」「未定義の参照です」など、初心者には何のことやら…。
エラーメッセージが読み解けず、心が折れてしまうことも。
ポインタとメモリ管理が怖すぎる
C++では、メモリの管理も自分で行う必要があります。
「new」「delete」「参照」「ポインタ」「アドレス演算子」──これらを理解するのは一筋縄ではいきません。
ちょっと油断するとバグやクラッシュの原因に…。そりゃ嫌いにもなりますよね。
でもC++は今も現役で使われている
とはいえ、C++はゲーム開発、組み込みシステム、高速処理が必要なアプリケーションで今も大活躍中。
特にパフォーマンス重視の現場では「C++一択」という場面もあります。
「嫌いだけど、避けては通れない…」そんな関係になることもしばしば。
どうやってC++と付き合っていく?
いきなり全部覚えようとせず、「自分に必要な部分」だけをピンポイントで学ぶのがコツ。
まずはC言語的な書き方から入り、クラスやポインタなど徐々にステップアップするのがおすすめです。
競技プログラミングやゲーム開発など、目的を持って取り組むと、苦手意識も少しずつ薄れていきます。
まとめ:「嫌い」でもOK!少しずつ距離を縮めよう
C++が難しくて嫌い、という気持ちはとても自然です。
でも、「できない」=「向いてない」ではありません。
時には距離をとりつつ、必要なときだけ使える関係でもいいんです。
自分なりのペースでC++と向き合っていけば、いつか「ちょっと分かってきたかも」と思える日が来るかもしれません。