●学校情報

講座一覧・募集状況

学習方法

学習サポート

修了生の評価

受講生の横顔

当学院について

入学相談

入学手続

 

●講座情報

技術者養成講座

プログラミング講座

WEB講座

情報処理試験講座

Excel講座

Access講座

 

●関連コラム

関連コラム

関連用語集

 

logo

 

 

関連用語集

待たずにスムーズ!「非同期処理(Async / Await)」とは?初心者向けにやさしく解説

Webアプリやゲーム、外部との通信などでよく使われる「非同期処理」。
時間のかかる処理を“待たずに”進められる便利な仕組みです。
この記事では、「async」「await」の意味や使い方を初心者向けにやさしく解説します。

非同期処理(Asynchronous Processing)とは?

非同期処理とは、時間のかかる処理を実行中でも、他の処理を同時に進められる仕組みです。
通常の処理(同期処理)は順番に1つずつ実行されますが、非同期処理は「待たずに次へ進む」ことができます。

どんなときに使うの?

  • Webサイトで外部APIからデータを取得するとき
  • ファイルの読み書き
  • 画像や動画などの読み込み
  • ユーザーの操作を妨げたくないとき(UI処理など)

Pythonでの基本構文(async / await)

import asyncio

async def say_hello():
    print("こんにちは")
    await asyncio.sleep(2)
    print("2秒後に再びこんにちは")

asyncio.run(say_hello())
    

async:非同期関数として定義する
await:その処理が終わるまで「一時停止」し、他の処理に譲る

非同期処理のキーワード

キーワード 説明
async 関数を非同期として定義する
await 他の非同期処理を「待つ」ための記述
イベントループ 複数の非同期処理を順番に回すコントローラー

非同期処理のメリット

  • 重たい処理中でもアプリ全体が止まらない
  • ユーザーの操作を快適に保てる
  • 複数の処理を効率よく並行して動かせる

注意点・デメリット

  • コードの流れがわかりにくくなることがある
  • 同期処理との組み合わせに注意が必要
  • 使うにはasync対応のライブラリやAPIが必要

まとめ

非同期処理とは、時間のかかる処理を待たずに、他の作業を同時にこなすテクニックです。
「async」「await」の使い方を覚えることで、よりスムーズで反応の良いプログラムが書けるようになります。
初心者の方も、まずは簡単な非同期関数から試して、動きの違いを体感してみましょう!