●学校情報

講座一覧・募集状況

学習方法

学習サポート

修了生の評価

受講生の横顔

当学院について

入学相談

入学手続

 

●講座情報

SE養成講座

プログラマ養成講座

C言語講座

Java講座

C#講座

VB講座

C++講座

Ruby講座

Python講座

HTML講座

JavaScript講座

PHP講座

応用情報試験講座

基本情報試験講座

ITパスポート試験講座

Excel基礎講座

Excel応用講座

Excelマクロ講座

ExcelVBA講座

Access基礎講座

Access応用講座

 

●関連コラム

関連コラム

関連用語集

 

logo

 

 

関連用語集

エラーが起きても安全に!Javaの「try-catch(例外処理)」とは?

プログラムを実行していると、ファイルが見つからない・数値の割り算で0を使ってしまったなど、予期しないエラーが発生することがあります。
Javaでは、こうした状況に対応するために try-catch文(例外処理) を使います。

例外(Exception)とは?

例外とは、実行時に発生するエラーのことです。
例:ファイルが開けない、配列の範囲外を参照した、数値の変換に失敗したなど。

try-catch文の基本構文

try {
    // 例外が発生するかもしれない処理
} catch (例外クラス 変数名) {
    // 例外が発生したときの処理
}
    

例:0で割るときの例外処理

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        try {
            int a = 10;
            int b = 0;
            int result = a / b;  // ここで例外が発生
        } catch (ArithmeticException e) {
            System.out.println("0で割ることはできません!");
        }
    }
}
    

複数のcatchを使う

状況によっては、異なる種類の例外に対応するために複数のcatchを並べることができます。

try {
    // 処理
} catch (IOException e) {
    System.out.println("ファイルエラー");
} catch (NumberFormatException e) {
    System.out.println("数値変換エラー");
}
    

finallyブロック

finally ブロックは、例外の有無に関係なく最後に必ず実行される処理を書きます(例:ファイルを閉じるなど)。

try {
    // 処理
} catch (Exception e) {
    // エラー処理
} finally {
    System.out.println("後処理を実行します");
}
    

例外の種類(代表例)

  • ArithmeticException:0で割るなど
  • NullPointerException:null参照の操作
  • ArrayIndexOutOfBoundsException:配列の範囲外
  • IOException:ファイル処理中のエラー

try-catchのポイント

  • エラーが起きてもプログラムが止まらずに済む
  • ユーザーに分かりやすいメッセージを出せる
  • 例外の種類ごとに処理を分けられる

まとめ

try-catch は、予期せぬエラーが起きたときに、安全に処理を続けるための仕組みです。
Javaでは例外が発生するとプログラムが停止するため、try-catchでしっかり対策を取ることが信頼性の高いプログラム作りにつながります。

 

Java関連用語集

−−−−−  Java  −−−−−

Javaの基本「クラス(Class)」とは?

Javaの基本「オブジェクト(Object)」とは?

Javaの処理を定義する「メソッド(Method)」とは?

Javaのデータを保持する「フィールド(Field)」とは?

Javaの「クラスの実体」インスタンス(Instance)とは?

クラスの再利用と拡張を実現!「継承(Inheritance)」とは?

オブジェクト指向の柔軟性!「多態性(Polymorphism)」とは?

データを守り、使いやすくする!「カプセル化(Encapsulation)」とは?

共通の土台を定義する「抽象クラス(Abstract Class)」とは?

クラスの共通ルールを定義する「インターフェース(Interface)」とは?

Javaのクラス整理箱「パッケージ(Package)」とは?

Javaで他のクラスを使う「import文」とは?

クラスやメソッドの公開範囲を制御する「アクセス修飾子」とは?

クラスに属するメンバーを定義する「static(静的)」とは?

値や定義を固定するキーワード「final(定数・変更不可)」とは?

エラーが起きても安全に!Javaの「try-catch(例外処理)」とは?

例外を発生させる / 伝える!「throw」と「throws」とは?

オブジェクトの初期化に使う「コンストラクタ(Constructor)」とは?

同じ名前で違う使い方ができる!「オーバーロード(Overload)」とは?

親クラスのメソッドを書き換える!「オーバーライド(Override)」とは?

自分自身を指し示す「thisキーワード」とは?

親クラスを扱う「superキーワード」とは?

クラスからオブジェクトを作る!「newキーワード」とは?

「何もない」を表す特別な値「null」とは?

複数のデータをまとめて扱う「配列(Array)」とは?

配列より便利!Javaの「コレクション(Collection)」とは?

Javaの3大コレクション型「List / Map / Set」ってなに?

コードをスッキリ書ける!「ラムダ式(Lambda Expression)」とは?

データを簡潔に処理!Javaの「Stream API」とは?

Javaをどこでも動かす「JVM(Java Virtual Machine)」とは?

 

 

学校案内

17,000円の講座から!

質問には24時間以内に返答・質問回数は無制限など万全の学習サポート!

是非ご閲覧下さい!

札幌情報技術学院インターネットカレッジ トップページ