C言語のスタート地点「main関数」とは?初心者向けにやさしく解説
C言語のプログラムでは、必ず1つの「main関数」が必要です。
実行時にはこの関数から処理が始まり、main関数がプログラムの「入り口」となります。
main関数とは?
main関数は、C言語においてプログラムの実行が開始される関数です。
書かれていないとプログラムとして成り立たず、コンパイルエラーになります。
基本的な書き方
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("Hello, world!\n");
return 0;
}
int main(void)
:戻り値がint
型で、引数なし
return 0;
:正常終了を表す
main関数の戻り値について
main関数は整数(int)を返すように定義されています。
一般的に、return 0;
は「正常に終了したこと」を表し、
return 1;
や他の値は「何らかのエラーが起きたこと」を示します。
main関数の引数ありの書き方
int main(int argc, char *argv[]) {
// コマンドライン引数の受け取りに使う
}
argc
:引数の個数
argv
:引数の文字列(配列)
まとめ
main関数は、C言語において「プログラムの始まりと終わり」を担う最も重要な関数です。
初心者の方も、まずはこのmain関数の構造を覚えることで、C言語のプログラミングをスムーズに始められます。