画面に文字を表示する「printf関数」とは?初心者向けにやさしく解説!
C言語で最もよく使われる関数のひとつが「printf関数」です。
これは、文字や数値を画面に表示(出力)するための関数で、プログラムの動作確認にもよく使われます。
printf関数とは?
printf関数は、標準出力(画面)にテキストや数値などの情報を表示する関数です。
画面に「Hello, world!」などのメッセージを出したいときに使います。
基本的な書き方
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("こんにちは!\n");
return 0;
}
\n
は「改行」を意味します。
書式指定子(フォーマット指定子)
printfでは、「%〇」の形で、表示形式を指定します。
指定子 |
意味 |
例 |
%d |
整数(int) |
printf("年齢は%d歳です", 20); |
%f |
小数(float, double) |
printf("身長は%.1fcmです", 170.5); |
%c |
文字(char) |
printf("%cさん、こんにちは", 'A'); |
%s |
文字列(string) |
printf("名前:%s", "山田"); |
複数の値を表示する例
int age = 25;
float height = 172.3;
printf("年齢は%d歳、身長は%.1fcmです。\n", age, height);
よく使うエスケープシーケンス
\n
:改行
\t
:タブ
\\
:バックスラッシュ
\"
:ダブルクォーテーション
まとめ
printf関数は、C言語における「出力」の基本であり、プログラムの動作を確認する際にも不可欠な関数です。
まずは「%d」「%f」「%s」などの書式指定子を覚えて、さまざまなデータを表示してみましょう!