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関数の「答え」を返す!C言語の基本「戻り値(return)」をやさしく解説

C言語の関数では、処理結果を「戻り値」として返すことができます。
このとき使うのが return 文で、関数の計算結果や判定結果などを呼び出し元に渡すために使います。

戻り値とは?

戻り値(return value)とは、関数の処理が終わったあとに呼び出し元へ返す値のことです。
これにより、関数の「答え」を使ってさらに処理を続けることができます。

基本の書き方

戻り値の型 関数名(引数リスト) {
    処理内容;
    return 戻す値;
}
    

例:合計を返す関数

int add(int a, int b) {
    return a + b;
}

int main(void) {
    int result = add(3, 4);
    printf("合計は %d です。\n", result);  // 出力:合計は 7 です。
    return 0;
}
    

関数の戻り値の型とreturnの対応

関数の型 戻り値の例 説明
int return 10; 整数を返す
float return 3.14f; 小数(float)を返す
char return 'A'; 1文字を返す
void return; 何も返さない(省略可)

注意点

  • 関数の型と戻り値の型は必ず一致させる
  • returnの後には値や式を書く
  • void型の関数では、return; だけでOK

戻り値を使うメリット

  • 関数の結果を別の処理に活用できる
  • 値の受け渡しが明確で、プログラムの見通しがよくなる
  • 同じ関数を再利用しやすくなる

まとめ

戻り値(return)とは、関数が処理結果として返す値のことです。
C言語ではreturn 値;を使って、計算や判定の結果を次の処理に活かすことができます。
初心者の方は、「計算 → 結果を返す → 表示する」という流れで、戻り値の役割を体験してみましょう!