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データをまとめて扱う「配列(array)」とは?C言語の基本をやさしく解説!

たとえば5人の点数を記録したいとき、変数を5個作るのは面倒ですよね。
そんなときに便利なのが配列(array)です。
配列を使えば、同じ型のデータを1つのまとまりとして管理できます。

配列とは?

配列(array)は、同じ型のデータを複数まとめて格納できる変数です。
各データはインデックス(添字)でアクセスします(0から始まる点に注意!)。

配列の宣言と初期化

int scores[5];               // int型の配列を5つ分用意
int nums[3] = {10, 20, 30};  // 初期化つき
    

配列の要素にアクセスする

nums[0] = 100;  // 1番目の値を100に変更
printf("%d\n", nums[1]);  // 2番目の値を表示(20)
    

for文と配列の組み合わせ

int i;
for (i = 0; i < 3; i++) {
    printf("nums[%d] = %d\n", i, nums[i]);
}
    

文字列(文字の配列)も配列の一種

char name[6] = "Sato";  // 末尾に '\0' が自動的に入る
printf("%s\n", name);   // 出力:Sato
    

配列の特徴と注意点

  • インデックスは0から始まる(1ではない)
  • サイズを超えてアクセスするとエラーやバグの原因に
  • すべて同じ型のデータしか入れられない
  • 宣言時にサイズを指定する必要がある(または初期化で決まる)

配列とポインタの関係

配列名(例:nums)は先頭要素のアドレスを表します。
*(nums + 1)nums[1] と同じ意味になります。

まとめ

配列とは、同じ型の複数のデータをまとめて扱うための変数です。
C言語では0から始まるインデックスで個々の要素にアクセスできます。
初心者の方は、for文と組み合わせて配列を使いこなす練習をしてみましょう!