PHPの連想配列とは?名前付きのキーでデータを管理する方法
PHPでは、配列の一種として連想配列を使うことができます。
通常の配列が「数値インデックス」で管理されるのに対し、連想配列では「文字列キー」を使ってデータにアクセスします。
この記事では、PHPの連想配列の基本構文と使い方をわかりやすく解説します。
連想配列の基本構文
$配列名 = [
"キー1" => 値1,
"キー2" => 値2,
"キー3" => 値3
];
例:
$person = [
"name" => "山田太郎",
"age" => 30,
"email" => "taro@example.com"
];
連想配列の値を取り出す
echo $person["name"]; // 山田太郎
echo $person["age"]; // 30
数値の代わりに文字列キーでアクセスできるのが特徴です。
値の変更・追加
$person["age"] = 31; // 変更
$person["address"] = "東京都"; // 新しいキーを追加
foreachで繰り返し処理
連想配列は foreach
を使って、キーと値のペアで処理できます。
foreach ($person as $key => $value) {
echo $key . ":" . $value . "<br>";
}
キー一覧や値一覧の取得
array_keys()
:すべてのキーを取得
array_values()
:すべての値を取得
$keys = array_keys($person);
$values = array_values($person);
連想配列の初期化(空の状態)
$data = []; // 空の連想配列を作成
連想配列の用途例
- ユーザー情報(名前・年齢・メールなど)をまとめる
- 設定値や定数の管理
- フォームデータの保存
まとめ
- 連想配列は「キー => 値」の形式でデータを管理する
- 文字列キーで直感的にアクセスできる
foreach
でキーと値を扱える
array_keys()
やarray_values()
も活用できる
連想配列はPHPで非常によく使われる便利な構造です。
データの整理や管理を簡単にしてくれるので、ぜひ基本からしっかり身につけておきましょう。