HTMLタグについて
HTMLタグとは?
HTMLタグの役割
HTMLタグは、ウェブページの内容を構造化するために使います。
ブラウザはタグの内容を解釈して、見た目を整えたり、意味を理解したりします。
<p>こんにちは、世界!</p>
この場合、<p>
は「これは段落だよ」とブラウザに伝えるためのタグです。
タグの基本構造と種類
@ 開始タグと終了タグ
<tag名>内容</tag名>
<h1>見出しです</h1>
<p>これは段落です。</p>
A 空要素(自閉タグ)
<br>
<img src="image.jpg" alt="画像">
<hr>
タグの分類と主な用途
ドキュメント構造系
- <!DOCTYPE>:HTMLのバージョン宣言
- <html>:HTML文書のルート
- <head>:メタ情報
- <body>:表示される内容
コンテンツ系タグ
■ テキスト構造タグ
- <h1>〜<h6>:見出し
- <p>:段落
- <br>:改行
- <hr>:区切り線
■ 強調・装飾タグ
- <strong>:意味のある強調(太字)
- <em>:意味のある強調(斜体)
- <b>:見た目だけ太字
- <i>:見た目だけ斜体
- <mark>:ハイライト
リンク・メディア系
- <a>:リンク
- <img>:画像
- <audio>:音声
- <video>:動画
- <source>:音声・動画用のソース
リスト系
- <ul>:順不同リスト
- <ol>:順序付きリスト
- <li>:リスト項目
レイアウト・汎用タグ
- <div>:ブロック汎用要素
- <span>:インライン汎用要素
入力フォーム系
- <form>:フォーム全体
- <input>:入力欄
- <textarea>:複数行の入力欄
- <button>:ボタン
- <select>:セレクトメニュー
- <option>:選択肢
- <label>:ラベル
表(テーブル)系
- <table>:表全体
- <tr>:行
- <td>:データセル
- <th>:ヘッダーセル
タグの使い方のコツ
- 意味に合ったタグを使う(例:<strong>)
- タグの入れ子に注意する
- 空要素に属性を忘れない
まとめ
- タグはWebページの構造や意味を記述するためのもの
- 基本は開始タグと終了タグで構成される
- タグの種類ごとに役割がある(見出し・画像・表など)
- 正しく使えばSEOやアクセシビリティにも効果的