<meta>タグについて
<meta>とは?
<meta>
タグは、HTML文書に関する情報(メタデータ)を指定するタグです。
ページの表示や検索エンジンの評価、SNSでの表示などに影響します。
基本構文
<meta>
タグは空要素で、通常は属性によって情報を指定します。
終了タグ(</meta>
)は不要です。
<meta 属性名="値" 属性名="値">
よく使われるmetaタグの例
1. 文字コードの指定
<meta charset="UTF-8">
文字化けを防ぐために必要で、<head>
の先頭に記述するのが基本です。
2. ページの説明
<meta name="description" content="このページの概要説明">
検索エンジンの検索結果に表示されることがあります。
3. キーワード
<meta name="keywords" content="HTML, meta, SEO">
現在はSEOへの効果は限定的ですが、補足情報として使用可能です。
4. ビューポートの設定(スマホ対応)
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
スマートフォンやタブレットでの表示を最適化するために使用されます。
5. 自動更新・リダイレクト
<meta http-equiv="refresh" content="5;URL=https://example.com">
5秒後に指定したURLへ自動的に移動します。
6. SNS連携(OGP)
<meta property="og:title" content="ページタイトル">
FacebookやX(旧Twitter)などSNSでシェアされたときの表示に使われます。
主な属性の種類
- charset:文字エンコーディング
- name:メタ情報の種類(description, keywordsなど)
- content:情報の内容
- http-equiv:HTTPヘッダと同様の動作(例:refresh)
- property:OGPなどで使用(Open Graph Protocol)
記述する場所
<meta>
タグは、<head>
内に記述します。
特にcharset
は最初に書くのが一般的です。
まとめ
<meta>
は文書に関する情報(メタデータ)を指定するタグ
charset
で文字コードを定義することが最重要
- SEOやSNS連携など、多様な用途で使用される
<head>
内に記述し、終了タグは不要