<div>タグについて
<div>とは?
<div>
タグは、HTMLにおいて汎用的な「ブロック要素」を作るためのタグです。
意味を持たないコンテナとして使われ、複数の要素をグループ化したり、スタイルやスクリプトを適用するために使われます。
基本構文
<div>
コンテンツや他のHTML要素
</div>
主な用途
- 複数の要素をまとめて管理(レイアウトやデザインの単位)
- CSSによる装飾やJavaScriptでの操作対象として使用
- Webページのセクション(ヘッダー・フッター・サイドバーなど)を作成
使用例
<div class="box">
<h2>お知らせ</h2>
<p>イベント開催のお知らせです。</p>
</div>
主な属性
- id:一意の識別子(JavaScriptやCSSで指定)
- class:スタイル適用用のグループ名
- style:インラインCSSの指定
CSSと組み合わせた例
<style>
.container {
background-color: #f0f0f0;
padding: 20px;
border: 1px solid #ccc;
}
</style>
<div class="container">
<p>これはスタイル付きのdivです。</p>
</div>
ネストの例
<div class="wrapper">
<div class="left">左カラム</div>
<div class="right">右カラム</div>
</div>
注意点
<div>
自体に意味はないため、構造や意味を持たせる必要がある場合は<section>
や<article>
などの意味的タグを使う
- 多用しすぎると「div地獄(div soup)」になり、可読性が低下する
まとめ
<div>
は汎用的なブロック要素で、要素のグループ化に使う
- CSSやJavaScriptと連携してデザインや動作を指定する
- 意味のない構造には適しているが、意味のある内容には適切なタグを使用
- 読みやすく管理しやすいコードを書くためにクラスやIDを活用