チーム開発で使われる「プルリクエスト」とは?初心者向けにやさしく解説!
GitHubやGitLabを使ったチーム開発でよく登場する「プルリクエスト(Pull Request)」。
コードの提出やレビューの場としてとても重要な役割を持っています。
本記事では、プルリクエストとは何か、いつ・どう使うのかを初心者向けに解説します。
プルリクエスト(Pull Request)とは?
プルリクエストとは、自分の作業ブランチでの変更内容を、メインブランチなどに取り込んでもらうための「お願い」のことです。
GitHubやGitLabなどのプラットフォームでよく使われる、レビュー付きのコード提出機能です。
プルリクエストの流れ
- 新しいブランチを作成し、そこで開発を行う
- 変更内容をコミット・プッシュする
- GitHub等でプルリクエストを作成する
- チームメンバーがコードをレビュー・コメント
- 必要があれば修正し、再度コミット
- 最終的にマージ(統合)してもらう
プルリクエストの目的
- コードの品質を保つためのレビュー
- 作業内容をチーム全体に共有する
- 不具合の早期発見と防止
- 履歴に作業の意図や理由を残す
プルリクエストの内容に含めるべきもの
- どんな修正や機能追加を行ったか
- なぜその修正をしたのか
- どのファイル・機能に影響があるか
- 動作確認やテストの有無
プルリクエストの活用ポイント
ポイント |
説明 |
小さく分ける |
大きすぎる変更はレビューしづらいため、小さく細かく分けて出す |
説明をしっかり書く |
レビューアが理解しやすいように目的や変更内容を記述 |
レビューを歓迎する姿勢 |
指摘は改善のチャンスと捉え、オープンに対応する |
まとめ
プルリクエストは、チーム開発で安全かつ効率的にコードを取り込むための重要な仕組みです。
コードの品質を高め、メンバー間のコミュニケーションにもつながります。
初心者の方も、まずは小さな修正からプルリクエストを出して、開発の流れに慣れていきましょう!