プロジェクトを分解して見える化「WBS」とは?初心者向けにやさしく解説!
プロジェクト管理において必ずといっていいほど使われるのが「WBS」です。
作業の整理や進捗管理、スケジュール作成にも欠かせない存在です。
この記事では、WBSとは何か、目的や作成方法について初心者向けにやさしく解説します。
WBS(Work Breakdown Structure)とは?
WBSとは、「プロジェクトで行う作業を細かく分解して、階層的に整理した図や表」のことです。
Work(作業)を Breakdown(分解)して Structure(構造化)する、という意味の通り、作業を“見える化”して管理するための手法です。
WBSの目的
- 作業漏れを防ぐ
- 誰が何をいつやるかを明確にする
- スケジュールや予算の根拠を作る
- 進捗を管理しやすくする
WBSの構成例
たとえば「Webサイト構築プロジェクト」のWBSは以下のように分解できます:
- 1. 要件定義
- 2. 設計
- 3. 実装
- 4. テスト・納品
WBS作成のポイント
ポイント |
説明 |
トップダウンで分解 |
最初に大まかな工程を決めてから、細かく分けていく |
作業単位は担当できる大きさに |
「誰が何をするか」が明確になるレベルで止める |
番号を付けて整理 |
「1」「1.1」「1.1.1」など、階層構造がわかるように番号を振る |
WBSの活用方法
- ガントチャートと組み合わせてスケジュール管理
- 担当者を割り当てて責任の明確化
- 進捗確認や課題管理の基準に
まとめ
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトを「作業のかたまり」に分けて、効率よく管理するための基本手法です。
初心者の方も、まずは「大きな作業を小さく分ける」ことを意識して、WBS作成にチャレンジしてみましょう!